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ブラキシズムって?

埼玉県八潮市の歯医者さん、八潮駅前通り歯科医院の、小坂です。

★「ブラキシズム」を知っていますか?

「ブラキシズム」という言葉をお聞きになったことはありますか?聞き慣れない言葉と思いますが…ブラキシズムとは歯科で使われる専門用語で、お口や その周辺の器官にみられる習慣的な癖の一つです。

代表的な、ブラキシズムには「歯ぎしり」や「咬みしめ」があります。

「歯ぎしり」は多くの場合、睡眠中に行っています、ですから自覚することは少なく、周囲の人に知らされて、初めて気付くことがほとんどです。

一方、「咬みしめ」は、日中、夜間にかかわらず、無意識の内に歯を食いしばってしまうものです。

★ブラキシズムがあると⁉︎

歯がすり減る! 歯がしみる!(知覚過敏)

かぶせ物や詰め物がはずれる!

歯が欠けたり、割れる!

歯周病の進行、顎関節症、頭痛や、肩凝りなどの症状が出ます。

歯を失う原因にもなりかねません!

★ブラキシズムから歯を守る方法

⚪︎歯ぎしり、咬みしめの確認をする

⚪︎日常行動を変える

①唇は閉じて、上下の歯は合わせない

通常、安静時は上下の歯は接触せず、

わずかに隙間ができるのが普通です。

②咬みしめている事に気付いたら、すぐに上下の歯を離す。

③唇や頬、顎など口の周りの力を抜く。

④緊張時、集中時には姿勢を良くし、肩の力を抜いて深呼吸する。

⑤ストレスをためない

⑥重いものを運んだり、激しい運動をする時には特に注意する。

⑦就寝時は、仰向けに寝る。

⑧硬いものはできるだけ食べない。

⑨頰杖をつかない。

睡眠中の歯ぎしりは、だれにでもみられる現象です。健康な人でも疲れているときなどには、ひと晩に1回くらいは歯ぎしりをしますが、通常は10分か15分程度で収まります。

ところが歯ぎしりが常習の人の場合、毎晩のように、それも1時間以上も続くことがあります。しかも、非常に強い力(人によって違いはありますが、ガムを噛むときの数倍~10倍程度)で、歯をこすり合わせています。

そのため歯が欠けたり、割れたりすることがあります。歯茎にも強い力が加わるため、歯周病を悪化させる原因にもなります。それだけでなく、あごやその周辺の筋肉に障害を引き起こしたり、さらに睡眠時無呼吸症候群との関係も深いことがわかってきました。

歯ぎしりくらい…と思われがちですが、常習の場合には症状を悪化させないために、予防したり、必要に応じて治療することも大切になってきます。

ただ、歯ぎしりは睡眠中のことなので、自分ではなかなか気が付きません。もし、次のようなことがあったら、常習になっている可能性があるので注意しましょう。

  • 家族や友人などから、1年に2回以上歯ぎしりを指摘されたことがある。
  • 朝起きたとき、あごにこわばりを感じることがある。
  • 食事のときに口を開けにくいことがある。
  • 昼間でもふと気付くと歯を噛みしめていることがある。
  • 下の歯の内側の歯茎に骨が盛り上がったところがある(※)。

(※)歯ぎしりを繰り返すと、歯を支える骨が影響を受け、盛り上がることがあります。下の歯の内側の歯肉部分は骨が出っぱりやすいので、歯ぎしりを知るサインとなります。

音のしない歯ぎしりにも注意

歯ぎしりというと、ギシギシとかキリキリといった音を立てるもの、とだけ思っていませんか。実は歯ぎしりには、次のような種類があります。

<ブラキシズムの主な種類>

(1) 歯のこすり合わせ(グラインディング)

一般に歯ぎしりといわれるもので、強い力で上下の歯をこすり合わせる症状。

(2) 歯の噛みしめ(クレンチング)

音はほとんどしませんが、強い力で歯をくいしばる症状。


(3) 歯を鳴らす(タッピング)

カチカチとかカチンカチンと、上下の歯をぶつける症状。

これらを総称して「ブラキシズム」といいます。

とくに (2) のクレンチングは音がしないので、気付かないこともよくあります。でもあごに違和感をおぼえたり、口を開けにくいといった状態を繰り返すときには、クレンチングをしている可能性があります。

通常、私たちの上下の歯は、リラックスしているときにはほとんどくっついていません。ところが緊張すると、上下の歯を無意識にくっつけ、噛みしめることがあります。

では、今このブログを読んでいるあなたの歯は、どうでしょうか。

実は、パソコンや打ち合わせなどの軽作業でも、緊張から少し歯を噛みしめていることが多いのです。睡眠中の強い噛みしめだけでなく、軽い噛みしめも長時間になるとあごに大きな負担がかかります。パソコンやゲームなどの普及も、顎関節症が増えている一因と考えられています。

昼間でも歯の噛みしめに気付いたら、意識的に軽く口を開けるなどして、あごの緊張をゆるめるようにしましょう。

もし、このような状態、症状に思い当たる事や気になる事がありましたら、当院ドクター、スタッフにお気軽にお尋ねください。