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子どもの歯磨きに注意!

こんにちは!埼玉県八潮市の歯医者さん
八潮駅前通り歯科医院の歯科衛生士の飯田です。

子どもの歯磨きについてのお話です。

生後6〜7ヶ月頃になる子供の歯が生えはじめ、歯肉が膨らんでくると
盛んにいろいろなものを口に運んで噛みつく行為が見られます。

口や前歯の敏感な感覚で、
物性や感触を記憶するためであり、
安全であればいろいろなものをかみ、
お口の感覚を育てることも大切になっていきます。
歯磨きをする上で
まずは、歯ブラシに慣れさせていき、
その感触に慣れてから徐々に歯ブラシの導入がしやすくなります。

しかし、体が安定していないことや、
運動機能が未発達なため転倒やケガのもととならないように、歯ブラシを持たせる場合には注意が必要です。

お子さんに持たせる歯ブラシは
喉に入り込まないようなものがおすすめです。例えば、ストッパー付きのものや、グリップが円形で口の奥に入らないものなどを選択すると安全です。

トレーニング用のシリコン製の歯ブラシなどもあります。
子供用の歯ブラシを使う際には噛んでしまったり、毛先が早く開いてきてしまうとこもあるので

適度に交換も必要になります。

仕上げ磨きは本人が使う別のヘッドの小さめの仕上げ磨き用の歯ブラシを1本用意しておくといいです。

お子さんが自分で歯ブラシをし始めている家庭はをしている時どんなことに注意していますか?

子供の歯ブラシによる事故は
1、転倒 歩いたり、走ったりして転倒。
2、衝突 人やものにぶつかったことによる衝突
3、転落 歯磨き中に乗っていた踏み台や、
椅子からの転倒。

の順に多く起きています。

特に事故が起こりやすい年齢は1歳がもっとも多くついで2歳が多いと言われています。

子供の歯ブラシ中の事故防止のポイント
・歯ブラシをくわえたまま歩いたり走らない。

・ソファなどの不安定な場所や踏み台など転落の可能性のある場所での歯磨きは避ける。

・歯磨き中は保護者の目の届く範囲で見守り、周囲にも注意をはらいましょう。

・子供自身が使う歯ブラシも歯ブラシの柄の部分にストッパーがついているものや、持ち手自体が喉の奥に刺さりにくい円形もの、シリコン製の柄のもの取り入れるの良いでしょう。

・仕上げ磨きの時に動きがあるのであれば、
奥歯から前歯にかけて磨くのが安全です。

まずは、
大人も座って磨く、子どものうちから歯ブラシは座ってするという習慣にしてみてはいかがでしょうか?

本人磨き、仕上げ磨きはどちらも大切です!

子どものうちから歯磨きの習慣を身につけることで
将来の虫歯や歯周病の予防へと繋がっていきます!
事故なく安全に歯磨きができるといいでしょう!