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ブラキシズムについて

こんにちは。

埼玉県八潮市の歯医者さん、八潮駅前通り歯科医院の恩田です。

 

今年も既に1ヶ月が経とうとしていますが、皆さん体調管理は大丈夫でしょうか?

年明け以降は行事ごとも多いかと思いますので健康第一で頑張っていきましょう!

 

さて、本日は「ブラキシズム」についてお話ししていこうと思います。

私達は歯科用語として、「歯ぎしり、噛み締め(食いしばり)」=「ブラキシズム」と呼んでいます。

 

虫歯じゃないのに歯が痛い時、それはもしかしたらブラキシズムが原因かもしれません!

 

〜ブラキシズムは主に3つに分類されます〜

 

グライディング

上下の歯を「ギリギリ」と音を立てながら強く左右に擦り合わせること。就寝時行っていることが多く、歯ぎしりはこれに該当します。

 

【クレンチング】

上下の歯を「ギュっ」と強く噛み締めること。

食いしばりや噛み締めもこれに該当され、昼夜問わず無意識に行っていることが多いです。

音を立てないという特徴があるため、周囲からも気付かれにくいです。

 

 

【タッピング】

上下の歯を「カチカチ」と音を立てて小刻みに噛み合わせること。

特に、今の時期のような冬に寒さからの防衛反応で行っていることも多いです。

 

〜ブラキシズムによる歯•身体への影響〜

 

•歯に痛みやしみる症状が出る

→上下の歯を強く擦り合わせることで歯の表面にあるエナメル質がすり減ったり、さらに内側にある象牙質が露出したりすると虫歯では無いのに痛みが出たり、知覚過敏によるしみる症状が出たりします。

•歯が欠けたり、割れる

→歯に必要以上の強い力がかかると、歯が欠けたり、割れたりすることがあります。

特に歯の根っこの治療(神経治療)をしている歯は水分を含んでいない枯れ木のような状態のため、ブラキシズムによって欠けたり、割れたりする可能性が高くなります。

 

歯の根っこまで割れてしまうと、歯の保存が難しくなり最悪の場合、歯の抜歯が必要になってしまうことがあります。

•歯周病の悪化

→ブラキシズムによって大きな力がかかると、歯肉や歯周組織に炎症が起こり、歯周病を促進させてしまうことがあります。

•顎関節症

→口の開閉がしずらくなったり、顎の関節へ強い痛みがでるような顎関節症を引き起こすことがあります。

・頭痛 肩こり

→口周りの筋肉は首や頭、肩の筋肉へ繋がっています。ブラキシズムによって顎や顔の筋肉が過度に緊張してしまうと、血行が悪くなり慢性的な肩こりや頭痛などを引き起こすことがあります。

・睡眠障害

→睡眠時に強い噛み締めが続くと緊張状態となり深い眠りに入りにくくなります。そのため、十分にリラックスできない、寝ても疲れが取れないことによる体の不調に繋がります。

また、日中の倦怠感や集中力の低下にも影響が出てきます。

 

〜自宅できるブラキシズムの対策〜

 

・唇を閉じて上下の歯を合わせない。

・咬み合わせていることに気づいたらすぐ離す。

・唇や頬、顎周りの力を抜く。

・緊張する時や集中時には、姿勢を良くして肩の力を抜いたまま深呼吸する。

・ストレスをためない。

・重い物を運ぶ時や、激しい運動をする時に注意する。

・頬ずえや肘をつく癖がある場合は注意する。

この様に、日頃から意識を変えていくことが、睡眠時の歯ぎしりや噛み締めの抑制にも繋がっていきます。

 

〜まとめ〜

いかがだったでしょうか?

ブラキシズムによる身体への影響を理解していただき、心当たりがある方は今日この瞬間からでも意識を変えていきましょう。

その他、疑問点やお悩みごとがある場合は検診時に衛生士さんに聞いていただいたり、お電話等でもご相談承っておりますのでお気軽にご連絡していただければと思います。