埼玉県八潮市の歯医者さん、八潮駅前通り歯科医院の若林です。
6月に入りましたね、もぅ一年の半分が過ぎるなんて本当に早いなぁと感じてます。
まもなく梅雨になるようですが、今年も夏が長いのか?心配ですね。
さて、今回は『咀嚼力(噛む力)は赤ちゃんの時から育まれる』というお話しです。
人が健康に生きるために、最も大切な「食べる」ことを支えているのが口で噛んで食べる力です。
これを「咀嚼力」と言います。
人の健康は咀嚼力に左右され、長生きする人ほど、その力は衰えません。
咀嚼力は生涯の健康や人格に大きく影響します。それは乳幼児期から始まります。
この時期に正しい噛み方を身に付けた子供はその後の成長も順調です。
虫歯が無く、きちんと噛んで食事をとっている子供は、身体能力や学力などが向上すると言う報告が多く出されているのです。
例えば、幼稚園児を対象とした比較研究ではよく噛む食事をしている園児は、そうでない園児よりも計算能力が高いという結果も出ています。
一方、歯並びが悪い子供は病気になりやすいとも言われています。
花並びが悪く、正しい噛み方ができない。子供は口元が閉まらず、開いたままの「お口ポカン」状態が多く、虫歯や扁桃腺肥大、風邪などの感染症にかかりやすい傾向があるのです。
子供時代の口の状態が、健康や脳の発達、様々な能力と密接に関係しているのです。
乳児期の授乳、離乳食の与え方が子供の発達に影響を及ぼします!
子供の噛む力(咀嚼力)は、赤ちゃんの時から3〜4歳になるまで時間をかけて学習し、トレーニングして育っていきます。
皆さんの現在の食べ方は、実はこの時期に学習トレーニングして身に付いたもので、生涯ほとんど変化しません。
もしこの時期に間違った食べ方を学んでしまうと、生涯その食べ方が続いてしまいます「三つ子の魂100まで」と言うのは、口の機能から見ると、まさにその通りなのです。
赤ちゃんの歯が生え揃うのは生後8〜12ヶ月前後からです。
それ以前は前歯が歯茎から顔を出していますが、歯で、食物を噛むことはできません。しかし、歯がない授乳期でも、赤ちゃんの噛む能力はしっかりと培われているのです。
子供の口の機能が発達していく過程は、歯の生え方によって4期に分けられています。この各時期に合った食べ方食べさせ方が、将来の子供の発達のためには非常に重要になります。
離乳食の中身には気を遣っても離乳食の食べさせ方に注意を払う。お母さんは少ないように思えます。
1歳前後に前歯8本が生え、3歳前後で入試20本が生え揃います。
乳歯できちんと噛んで、脳を鍛えることが大切です。
授乳期に気をつけること、離乳食期の食べ方、食べさせ方、赤ちゃんの口唇力を鍛える方法などについて、八潮駅前通り歯科では口育士が個室でゆったりとお母さんにお話しさせていただいております。
お子様の健康の為にも口育士のお話しを聞いてみませんか?