こんにちは!埼玉県八潮市の歯医者さん
八潮駅前通り歯科医院の歯科衛生士の飯田で
す。
今回は歯ブラシについてお話します!
皆さんは毎日どんな歯ブラシを使っていますか?
今使っている歯ブラシはどんな理由で選ばれましたか?
まず、歯ブラシを選ぶポイントを3つだけ紹介します!
①自分のお口の大きさに合うもの
お口の大きさに合わせて奥歯に届きやすい歯ブラシを選ぶと良いでしょう。
前歯と奥歯の寿命の差は10年程と言われており、
奥歯は「舌や頬が邪魔をして磨きにくい」、「見えにくい」、「歯ブラシの長さによっては届きにくい」
という理由が多いです。
ですから、お口の大きさに合わせて奥まで届きやすい歯ブラシを選ぶことが大切です。
②お口の環境
歯並び、歯のカーブの広さなどに合わせて、
歯ブラシのヘッドの大きさや厚みなど選ぶのがポイントになります。
また、歯と歯の間や重なっている歯は歯ブラシ以外の道具を使うと良いです。
③かたさ
健康な歯ぐきの方は「ふつう」の硬さをおすすめしていますが、
歯肉炎、歯周病の方には他の硬さが適切な場合もあります。
また、歯ブラシの力加減によってかえって歯ぐきを傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
最近、いつ歯ブラシを交換しましたか?
実は歯ブラシの交換時期は1ヶ月が目安です。
では、なぜ1ヶ月なのでしょうか?
理由は2つあります。
①プラーク(歯垢)除去力の低下
1ヶ月磨いた歯ブラシのプラーク除去力は新品の歯ブラシと比べるかなり低下してしまいます。
新しい歯ブラシのプラーク除去力を100%とした時
毛先が少し開いた歯ブラシは約80%
毛先が大きく開いた歯ブラシは約60%
と、歯垢除去率は4割程度低下してしまいます。
また、見た目では毛先が開いていなくても毛先が摩耗していることもあります。
実際に
「交換するタイミングが分からない、、」
「まだ使えるのにもったいないわ」と
1年間に数本しか交換していない方が多いというデータもあり、適切な交換時期を逃してしまっている人が多いです。
多くの人が毎日の歯磨きでプラーク除去率が4割も低下した歯ブラシで磨いてしまっているということがわかります。
せっかく毎日歯ブラシをしているのにもったいないのではないでしょうか?
②細菌の繁殖
1ヶ月使用した歯ブラシには約1億個の細菌が付着しているといわれています。
1億個もの細菌が着いた歯ブラシをお口の中に入れるのは望ましくないので定期的に交換することをおすすめします。
歯ブラシを変える日にちはいつでも良いと思います。
例えば、
毎月一日に交換する、クリーニングの日から毎月交換するのも良いでしょう!
ご自分にあった1ヶ月のタイミングが見つけられるといいですね!
今回の歯ブラシのお話で気になること
聞いてみたいことがあれば
ぜひ、定期検診の時に相談してみてはいかがでしょうか?
八潮駅前通り歯科医院でお待ちしています!