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歯に物が挟まるのはなぜ?

こんにちは!埼玉県八潮市の歯医者さん八潮駅前通り歯科医院 歯科助手の工藤です。

夏を思わせるようないい陽気がつづいております、いかがお過ごしですか^ – ^

みなさんの中に

・最近物が歯に挟まりやすくなった

・食後の爪楊枝が欠かせない

・同じところに違和感がある

・食後しばらく経ってから食べかすが出てきた

などの、お悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

歯に物がはさまる悩みを放置してしまうと、口臭や歯の健康を損ねる原因にもなってしまいます。

歯と歯の間にモノが挟まるのにはいくつかの原因が考えられます。

まず

虫歯ができている

虫歯は噛む面の溝(咬合面)からだけではなく、見えていない歯と歯の間からもできることがあります。

歯と歯の間に虫歯ができていると、穴が空き、物がつまったりフロスを通した時に切れてしまったり引っかかったりすることがあります。

このようなことがよく起こる場合は単にフロスの通し方が悪いのではなく、虫歯になっているサインかもしれません。

次に、

歯周病が進行している

虫歯以外で物が挟まりやすくなる原因としては歯周病も考えられます。

歯周病は歯茎や顎の骨が歯周病菌に侵されて炎症が起こり、少しずつ歯を支える骨が溶けてなくなっていく病気です。

歯周病になると歯を支えている歯茎がだんだんと痩せてきて歯と歯の間に隙間ができるようになります。そしてその隙間が大きくなると物が挟まるようになります。

食べ物がつまるようになるとつまったものは取れていても、歯垢までは綺麗に取れず、汚れが蓄積されていきます。

そうすると歯茎が炎症を起こし、腫れたり、歯磨きやフロスで出血したりします。

この状態を放置してしまうと、期間が長くなればなるほど歯周病のリスクにさらされているので危険です。

次に

歯並びが問題で歯と歯が重なっているところがある

重なっているところでは物が詰まったり取れにくかったりします。

理想としては矯正治療で歯並びを整えることですが、難しい場合もあるので、その場合はブラッシングの改善が必要になります。

その他にも

・歯と歯の段差がある

・詰め物が合っていなくて段差がありそこに物が詰まりやすい

・噛み合わせが原因で歯が少しずつ動き隙間ができてしまっている

などの原因が考えられます。

ものが挟まるというお悩みの方はまず、原因を調べるためにも、一度受診していただいて、治療が必要な場合は早めに治療を受けて悪化させないようにしましょう。

そして、日々の歯ブラシに加えて歯間ブラシやフロスを使っていただくことや、食生活にも気をつけてもらうなど、ご自身のホームケアも大変重要です。

ですがそれだけだと取りきれていない汚れもあるので、歯科衛生士による歯ブラシ指導やクリーニングを受けましょう。

お口の中はご自身ではなかなか気付きにくい部位でもありますので、歯科医院で定期検診を受けることをお勧めします。

歯に物が挟まる原因は加齢だけではありません。

強い痛みなどがなくても放置せず、

少しでもお悩みの方はお気軽にご連絡ください。

お待ちしております^ – ^