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マスクをしているとお口が臭う

埼玉県八潮市の歯医者さん、八潮駅前通り歯科医院の小坂です。

マスク生活で口臭が気になるというお悩みが増えています。マスクの中で息がこもるため、これまで気にしていなかった方でも、気になりはじめた方もいるのではないでしょうか。

マスク生活で気になる口臭についてご紹介します。

マスク生活で気になる口臭


マスクの口臭の主な原因

①口呼吸

マスクで息苦しさを感じ、無意識に口呼吸をしてしまう方が増えてしまっているようです。

口呼吸でお口が乾燥してしまうと、虫歯や歯周病の原因菌が繁殖しやすい口腔内環境になってしまい、これが口臭の原因につながります。

また、口呼吸は風邪や感染症になりやすかったり、口周りの筋肉の衰えにもつながってしまいます。お子様の場合は、口呼吸が歯並びにも大きく影響しますので注意が必要です。

②お口の細菌が原因の虫歯や歯周病

毎日歯を磨いていても、一人一人の歯の磨き方の癖や、歯並びが違う為、磨き残しが出てきます。プラークは細菌の塊で、虫歯や歯周病の原因になり、これが口臭にもつながります。

プラークは時間が経つと歯石になってしまい、歯磨きだけでは取り除くことができなくなります。

対策①:マスクを付ける前に口のなかの雑菌を減らす

マスクをつける前に、歯磨きとマウスウォッシュをするだけでも大きく違います。口のなかの雑菌をできるだけ減らしてからマスクをつけるようにしてください。

対策②:定期的に歯科医院へ

美容室やネイルサロンにはこまめに訪れるのに、虫歯があっても放っておいたり、恐くて歯医者さんに行かなかったりする人が多いです。虫歯の早期治療、歯周病の治療はもちろん、プロにクリーニングをしてもらうだけでも口臭予防になります。定期的に歯医者さんを訪れることをオススメします。

対策③:水分補給はこまめにする

口のなかを乾燥させないことが重要なので、こまめに水分補給をするのは有効です。水分が取れない場合は、キシリトールのガムを噛んで唾液を分泌させるのも良いでしょう。

対策④:朝ごはんをしっかり食べる

“噛む”という行為が唾液を作り出し、口臭予防につながります。朝ごはんは、例えば牛乳とグラノーラに噛み応えのあるドライフルーツをプラスするなど、噛む回数が多くなるようなメニューを工夫してみてください。生活のリズムを整えるという意味でも朝ごはんは重要です。

対策⑤唾液の分泌を促進

唾液線のマッサージも効果的です。 お口の中には、耳下腺(じかせん)・顎下腺(がっかせん)・舌下腺(ぜっかせん)と呼ばれる唾液の出やすいポイントがあります。唾液の分泌を促すために、唾液腺を刺激してみましょう。

対策⑥体調を整える

疲れや体調不良などで免疫力が落ちることによって、細菌が増殖をし、口腔内の細菌が活発になって口臭を引き起こします。日ごろから規則正しい生活を心がけましょう。

今回はマスクでの主な口臭の原因についてご紹介しましたが、口臭の原因はこのほかにもストレス、薬の副作⽤、糖尿病や基礎疾患、加齢や筋⼒の低下などの⾝体的変化、飲酒や喫煙などがあります。口臭の原因を知り、しっかり取り除いてあげれば、抑えることができます。

マスクの中で口臭が気になったら、当院のスタッフにご相談下さい!