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妊娠期の歯磨きのコツ

こんにちは!埼玉県八潮市の歯医者さん、八潮駅前通り歯科医院の石毛です。

まだまだ寒い日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?今日はとっても風が強かったですね。体調には充分にお気をつけください!

さて、当院には小さなお子さん連れの方や妊娠中の方など色々な世代の患者さんがいらっしゃいます。

今日は『妊娠期の歯磨きのコツ』についてお話したいと思います!

妊娠期は、女性ホルモンが急激に上昇し、様々な変化が全身や口腔内に出現する時期です。

特に、妊娠初期につわり症状が現れた場合には、生活や食習慣が乱れがちになることに加え、嘔気により充分なブラッシングができず、口腔環境が悪化しやすくなります。

1.無理せず体調の良い時間に

起床時や食後、1日の疲れが溜まった夜などに辛くなることが多いです。食後や就寝前の歯磨きは理想的で効果的ですが、無理をせずに、吐き気が辛い時は避けて、体調の良い時に磨きましょう。

2.ぶくぶくうがいをしておく

体調が悪い時は、無理に歯磨きをせず、水や洗口液でぶくぶくうがいをして、口腔内をなるべく清潔に保ちましょう。

3.ながら磨きのすすめ

“テレビを見ながら””お風呂でリラックスしながら”など、体調の良い時を利用して、ながら磨きをしてみましょう。

4.小さめのヘッドの歯ブラシで

奥歯を磨く時に喉に近い粘膜を刺激しないよう、歯ブラシのヘッド部分がなるべく薄くコンパクトなものを使用しましょう。子供用のものでも良いでしょう。

5.奥から前にかきだすように

喉に近い部分に不意に歯ブラシが当たらないように、まずは慎重に、なるべく奥歯に歯ブラシを当ててから、前方に書き出すように磨きましょう。

6.顔を下に向けて

歯磨き中に喉に唾液が溜まらないように、下を向いて歯磨きしましょう。

7.臭いや刺激が少ない歯磨き剤で

臭いに対して過敏となることが多いので、出来るだけ刺激の少ない歯磨き剤にかえるか、つらい時は無理に歯磨き剤を使用しなくても良いでしょう。

★キシリトールなど砂糖不使用のガムを噛むのもおすすめ

ガムを噛むことができるならば、キシリトールガムなどを噛みましょう。虫歯予防効果や唾液の分泌促進によって、虫歯菌の母子伝播予防にも役立ちます。

※嘔吐直後の歯磨きは控えて

嘔吐直後に研磨剤が入った歯磨き剤を使うと、残った胃液で歯の磨耗を促進してしまう危険が生じます。まずは水やうがい薬で口の中の汚れを十分に洗い流し、唾液による緩衝作用が回復する約30分は歯磨きを控えましょう。

体の変化が大きい妊娠期、つらい時には無理をせず、体調に合わせてブラッシングに励んでいただければと思います。

何か気になることがありましたら、いつでも気軽にお声がけください♪

明日も八潮駅前通歯科医院でお待ちしております!