スタッフブログ

デンタルフロスについて

こんにちは!
埼玉県八潮市の歯医者さん、八潮駅前通り歯科医院の工藤です。

11月も後半にかかり、今年ももう残り1ヶ月半となりましたね。
朝夜は肌寒い日が増えてきてますが、気温の変化で体調は崩してないですか?

最近ではコロナウイルスと、インフルエンザの同時感染も流行っているみたいですね、、、

年末に向けて、体調に気をつけてお過ごしください(^^)

長引くマスク生活で口臭が気になり、口腔管理に意識が高まりが見られるようになりました。

皆さんは歯ブラシの他に、デンタルフロスや、歯間ブラシなどは使われていますか?

歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは毛先が届かずに約60%しか除去できておらず、汚れが残ってしまっています。
しっかりと汚れをとるには歯ブラシとデンタルフロス、歯間ブラシなどの補助清掃器具を併用することが必要です。
すると、フロスと併用するだけで、約86%、
歯間ブラシも併用することで約95%までプラーク除去効果が向上すると言われています。

プラークは、歯の表面に付着して増殖する細菌の塊のこと。1mgの歯垢には1億を超える細菌がいると言われ、虫歯や歯周病、口臭などの原因になります。
そのため、歯ブラシと同じくらい、デンタルフロスや、歯間ブラシを使うことが大事なのです。

デンタルフロスには糸を指に巻いて使う、糸タイプと持ち手がついているホルダータイプがあります。


糸タイプ

フロスを約40㎝(指先から肘までの長さ)に切り中指に2、3回巻きつけ、両手の親指と人差し指でピンともちます。
歯と歯の間にゆっくりとスライドしながら入れ歯の側面に添わして擦るように動かして使います。

力任せにして一気に入れようとしてしまうと歯茎を傷つけてしまう可能性があるので気をつけてください。
一回使い終わったら使い捨てができ、経済的でもあります。

ホルダータイプ

Y字型とノコギリ型(F字型)があり、補助用具を初めて使う方、不器用な方にはこちらがオススメです。
糸タイプと同じく、歯と歯の間に挿入しノコギリを動かすイメージで動かし上下さして使います。

ホルダータイプは一度使用したら破棄ではなく、使用後は水洗し、繰り返して使えます。
⭐︎糸のほつれが見られたら交換の時期になります

デンタルフロスを使ったことがある方で、フロスを力任せに通したつもりはないのに、血がついていた、歯茎が出血をしたので心配になってデンタルフロスを使用するのをやめてしまった
という方はいないでしょうか?

今までフロスを使っていなかったり、使い始めてまもなく痛みがなければ問題ないです。
原因はこれまでの歯磨きでは除去しきれていなかったプラークのせいで歯周ポケットにバイ菌がたまり、炎症が起き歯茎が腫れてしまい血がたまります。そこにフロスがあたり溜まっていた血が出てきたということです。

そこは、使い続けていくことで歯茎にいい刺激が与えられ溜まっていた悪い血を出していくことができます。すると出血も次第に無くなるので、出血したからといってすぐにやめず、一、二週間続けて見てください。

続けても出血する場合は注意が必要かもしれないです。
デンタルフロスの使い方を間違えているという場合、溜まっていた悪い血ではなく歯周病の可能性がある場合があります。

虫歯や歯周病の原意となる歯垢をしっかりと取って健康でキレイなお口をキープしましょう^ – ^!