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定期的な歯周病検査

こんにちは。埼玉県八潮市の歯医者さん八潮駅前通り歯科医院、歯科衛生士の飯平です。

今回は歯周病の検査についてお話ししたいと思います。
皆さん歯医者でドクターや衛生士が「歯周病検査しますね」や「歯茎の状態見ますね」と言った後、歯茎をチクチク触られて「2..3..3..4..3……」と数字を言っているのを聞いた事ありませんか?👂

あの数字は何かというと歯周ポケットの深さが何㎜あるかを検査してる数字なのです。

歯周ポケットとは歯と歯肉(歯茎)の境目の溝のことです。
歯は歯肉とぴったりくっついているように見えますが、実は僅かな隙間があります。
歯周ポケットが何㎜あるかを測ることで歯周病の進行度を調べることができます。

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯肉や、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。

歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。

さらに進行すると膿がでたり歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。

4㎜以上のポケットには、歯周病の進行が認められたり、何らかの炎症により歯肉が腫れていたりする可能性があります。

ですが、4㎜以上のポケットがあっても諦めないでください!歯周病を予防していく方法や歯肉の腫れを落ち着かせる方法は多々あります!
是非、八潮駅前通り歯科医院で私たち歯科衛生士の歯周病検査の結果から、一人一人の口腔内に合った予防方法や皆様の健康のサポートができたらと思います。

皆さんも歯周病検査時は是非耳を澄まして聞いてみてくださいね👂

また余談ですが、他にも「CやCO、C1、C2、、、」などの英語もよく聞くことがあると思います。虫歯は英語でCaris(カリエス)と呼びます。

COは「Caris Observasion」の略称で、専門的には要観察歯(ようかんさつし)といい初期虫歯のことを指します。数字は1〜4があり、虫歯の進行度を示しています。
定期検診では歯周病検査だけでなく、虫歯の早期発見をし、予防に努めることができます。

痛みがなくても2〜3ヶ月ごとの定期的な検診を受けることは、歯磨きでは落とせない汚れを落とすだけでなく、歯周病や虫歯の予防、また早期発見をすることができるので、お口の中の健康を保つためにもとても重要なことです。
お口は体の入り口です。お口の中の状態は体に大きく影響します。
久しく歯医者に行けてない方や、これまでも定期的にメンテナンスを受けられてる方も、是非八潮駅前通り歯科医院でお待ちしております。